2016年05月22日

新城侑樹の大反省会〜第61回 俺たちの最近の週刊少年ジャンプ〜

※この記事には第61回配信のネタバレが含まれておりますが細かいことは気にしておりません。


収録にブランクを置いてしまったためにタイトルコールで新城がタイトルをド忘れするところから始まる今回!


バルカン半島が出てこなくてあからさまに詰まる場面が開始5秒で。はわわわ。

そもそもエンタメ界のバルカン半島ってどういう事だよ!ここにきて番組タイトルに疑問を覚え始める、そんな新緑の候。


さて今回は元々の予定を変更して最近のジャンプの話題です。

なんか予定変更の諸事情って聞くとただならぬトラブりを感じさせるかもしれませんが、なんのことはないんです。

言わなくてもいい基本情報としてこの配信は2週分まとめ録りなのですが、本来やろうとしたテーマにゲストでお呼びした方のあまりの気合の入りっぷり、出で立ちの仕上がりっぷりを見た我々が「こりゃあかかるぞ」と。
「2本目ヘタしたら力尽きて何もできんぞ」と。

そういう訳でまだ元気が残ってるうちに二人だけの回をやっちゃおう、という運びでございました。

以上をまとめて「大人の事情」と呼んでおります。
悪しからずご了承ください。


で。


初回ならびに昨秋のスペシャル前後編でも取り上げたように、我々の中で特別な存在である週刊少年ジャンプさん。


実のところ最近ちょっと遠ざかってたんじゃない?

我々は過去に生きてたんじゃない?

もっとこう、アップトゥデートなムーヴメントをアクセプトすべきなんじゃない?


という事で我々、久々に最近のジャンプを読んでみました。

(ビリヤード漫談の記憶は消去してください。)


久々にちゃんと読んでみると、意外なことにかつて読んでいた頃からあまり顔ぶれが変わってないことに気がつきます。


ワンピース、HUNTERxHUNTER、銀魂、BLEACH、こち亀、NARUTO(外伝)、この辺は10年以上前からありますね。

トリコ、ニセコイ、食戟のソーマ、斉木楠雄、磯部磯兵衛あたりも長期連載といっていいレベルでやってますね。

その他にも「これは安定軌道に乗ってきてるな?」という作品がちらほら。
ということは大部分のメンバーが固定。

そうすると、アレ?
前ほど新しい漫画が生まれては消え生まれては消えしてない?


これは俺たちの好きなジャンプ打ち切り漫画の生産量(産出量、発生数とでも言おうか)が低下してきているという事に他ならないのでは!?

これは由々しき事態ですよ!!



という状況下で不肖・新城が今後の動静に注目しているのは池沢春人先生の『ものの歩』。

配信中に触れられなかったのでこの場を借りて少し掘り下げたいと思います。


この作品、主人公がひたすらに、

とても真面目に、



将棋をしております。





ああ、うん…そうね…。


近年の将棋を題材にした漫画の成功例は柴田ヨクサル先生の『ハチワンダイバー』と羽海野チカ先生の『3月のライオン』が挙げられると思います。

前者は破天荒なアクション描写で将棋をバトル物として成立させていましたし、後者は将棋そのものよりも主人公とその周囲の人々の交流を細やかな心理描写で表現する事に重きを置かれていました。

つまり、将棋を題材にしてはいるけど将棋漫画としては変化球だったと思うんです。
将棋ってやってる人にとっては熱くて奥が深いものだけど漫画の題材としては地味、当てるには何らかのヒネリが必要、という仮説1。


そこにきてこの『ものの歩』、がっぷり四つで将棋を描いています。

盤上の格闘技といえば、かつてジャンプには小中学生に一大囲碁ブームをもたらした『ヒカルの碁』という作品がありました。

主人公が平安時代の囲碁幽霊と出会ってメリメリ強くなっていく、というストーリーでした。

そして池沢先生の前作の剣道漫画『クロガネ』は、主人公が江戸時代の剣道幽霊と出会ってメリメリ強くなっていく、というストーリーでした。


オイオイオイオイ、


これ『ヒカ碁』じゃねーか!!!



と、連載当初思ったものです。

違うのは剣道幽霊がナイスバディの女性というぐらいです。


しかしながら魅力的なキャラクター、ジャンプ伝統の「努力・友情・勝利」を描き切る王道な展開、なおかつ剣道幽霊の設定も破綻をきたすことなくうまく生かされて人気を博し、単行本は8巻まで出ました。
私も好きな作品でございました。


てことで言うと、『ものの歩』という作品、仮説1から考慮するといずれ手詰まりになるは必至。

ゆえに抜本的なテコ入れが必要。

ここは前作の必勝パターンである「将棋幽霊」を出すべきなのではないか?


という風に不肖・新城は思うわけです。

元々キャラクター描写には定評のある作家さんなのでこれはうまくすれば化けるぞ!と。



しかしそれはおそらく叶わないのでしょう。
というか、できないのでしょう。



お分かりの通り、


『ヒカルの碁』になってしまうからです。



ああ、うん…そうね…。


おそらく、ファンタジー要素とかSF的な異能バトル要素を排除して描きたい、というのが池沢先生の希望なのだと思います。

この難しい将棋漫画という種目で少年漫画の土俵際をどれだけ粘れるか、どう戦い抜いてくれるのか。
今後も注目していきたいと思っております。


して、配信の後半はチャンマツ氏が某映画についての感想というか批評のナタを無差別に振るいまくるという超展開でした。

こちらの肝も冷えるほどの無双っぷり。


久々に「エンタメ界のバルカン半島」を感じた瞬間でございました。



……あっ!!

このタイトルそういうこと!?
(最初に戻る)





おわり。



今回のハイライト

新「トムクルーズがトップガンで『トップガン!!』って言ったら」
チ「すごいダサいでしょ」
新「超ダサいっす」



告知!


〜佐野バビ市・浜本ゆたかのトークを中心に七色に輝くオリエンタルな夕べ〜
東京ミルクホールコミックナイトショー 今夜はイイ感じ☆第67夜

【日時】2016年5月26日(木)
19:15より佐野バビ市、浜本ゆたかによる先走りトーク(開場19:00)

【会場】シネマボカン(BARガリガリ)
東京都世田谷区代沢2-45-9 飛田ビルB1
※井の頭線「池ノ上」駅前スグ

【チケット】1300円(ワンドリンク別)

「シネマでに見とけ!」のコーナーは伊丹十三監督作品第2弾!『マルサの女』『マルサの女2』を特集します!(3月も4月もできなかったので)


今回の配信で告知中に流れてる強烈なローファイサウンドは新エンディングテーマのCOOLANDさん『勝つまでが戦争』です。(平井さんあざっす!)
次回はもっとクリアな音質になってるものと思います。


その他番組へのご意見ご要望ご感想、その他お便りなどなどございましたら下記メールアドレスまでお便りください!
matsu@utb.jp


次回は!



ラブライバー山崎君をお迎えしてお送りする!

帰ってきた俺たちのラブライブ!です!!



お待たせしました。


乞うご期待!!




当番組iTunesへのアクセスはこちら。
https://itunes.apple.com/jp/podcast/dong-jingmiruku-fang-song-ju/id978284546?mt=2
posted by チャンマツ at 05:07| Comment(0) | 反省会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする